旭川荘創立60周年記念オペラ「アマールと夜の訪問者たち」が3月15日、岡山シンフォニーホール（岡山市北区表町）で開催され、旭川荘60周年記念合唱団のメンバー45人がプロのソリストらと共演し、約1300人の観客を魅了しました。

　合唱団は旭川療育園、旭川学園の子どもたち9人と旭川荘職員、厚生専門学院の学生らで構成。「アマール――」は足に障害がある少年と貧しい母親との親子愛を描いた現代オペラで、メンバーは少年の家を訪れた王様たちをもてなす羊飼いの村人役で登場。昨年10月から続けてきた歌や、ここ数日の稽古で仕上げた演技や踊りなど、練習の成果を堂々と披露しました。

　カーテンコールでは演出の粟國淳さん、岡山フィルハーモニック管弦楽団の指揮を務めた園田隆一郎さんらとともに出演者全員が舞台に並び、客席からの拍手に笑顔でこたえていました。

　多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。

※写真上：舞台でプロのソリストらと共演する旭川荘合唱団（左側）
　写真下：村人役で王様をもてなす合唱団メンバーら